Japanese
ヘルパフォーマンス製品をお買い上げいただきありがとうございます。
オートバイのパフォーマンスをコントロールする為に必ず必要になる製品です。
私達の高性能ブレーキライン製品の安全に使用していただく為の説明書になります。
この説明書を数分かけて熟読をして正しい知識を手に入れてください。
もし、説明書に無い情報や、質問がある場合はお気軽に専属部門にお問合せ下さい。
| Tel | : +44 (0) 1392 811601 |
| Fax | : +44 (0) 1392 811681 |
| : technical.at.helperformance.com | |
ヘルパフォーマンスブレーキラインはとても堅く伸縮性に優れたステンレスワイヤーを束ねた最高級ステンレススチールホースです。
ノーマルのブレーキホース(ゴムホース)時に感じることがある“スポンジタッチ”無くし、思い通りのブレーキング操作が可能になります。
また、ホース外面のステンレススチールは耐腐食性能を向上させ、
万が一の転倒時の路面との接触による擦り傷などにも強い抵抗力を発揮します。
ヘルパフォーマンスブレーキラインを取付ける事によって、最も良い安全性を手にして下さい。
ヘルパフォーマンスブレーキラインは多種多様な機種に対応しています。
購入前に必ずラインナップカタログにて対応しているキットを調べて下さい。
リアラインは黄色いヘルのタグが2個付いています。ご注意下さい。
ブレーキラインの取回しレイアウトはこのページの裏側に記載しています。
ノーマルのブレーキホースを慎重に取り外します。ブレーキフルードが塗装面などに跳ねないように注意して下さい。
すべてのシール面が確実に綺麗になっている事を確認して下さい。 同封されている銅ワッシャーを使用して取付けを行って下さい。
必ずバンジョーボルトのピッチを確認して下さい。
一部のモデルがM10x1.00ピッチとM10x1.25ピッチを使用しています。スズキの一部モデルは特に注意して下さい。
導入
ブレーキホースの取付け&エア抜き作業は簡単に見えますが間違いがあると大変危険な作業になります。
この説明書を読んでもホースの取付け知識は得られますが、技術を向上する事は出来ません。
取付けは経験豊かなメカニックの在籍するプロショップにて依頼するようお願いします。
どのような理由であっても個人での取付けを行って発生した事故、 不具合、トラブルなどに関しては一切の保障責任を負いかねます。
個人での作業は自己責任の上で行って下さい。
この説明書は取付けからエア抜き、作業完了までの説明が記されています。
作業は1人でも行うことは出来ますが、安全、確実な作業を行う為、出来るだけ2人で作業を行う事をお勧めします。
作業前に必ず新しいブレーキフルードを用意して下さい。
フルード内に気泡が発生しないように作業前にフルードのボトルを振らないように注意して下さい。
ニップルにフィットする透明なエア抜き用のチューブ、抜取るフルードを溜める瓶、又は缶を用意して下さい。
マスターシリンダーカップの周りには万が一、フルードが飛び散ってもいいようにウエスなどでカバーする事をお勧めします。
エア抜き作業を行なう時にホコリやゴミ等の混入を避ける為、 必ず綺麗な場所(ガレージや室内等)で作業を行うようにして下さい。
必ず全てのフルードの排出作業が終わるまでブレーキレバーのポンピング作業を続けて下さい。
また、抜け難い時はニップルを半回転ほど緩めた状態でブレーキパッドでピストンを押し戻し全て抜取るようにして下さい。
ノーマルの鉄ニップルは道路上の凍結防止剤の影響などで腐食している場合があります。
ノーマルの鉄ニップルからステンレスニップルに付け替える場合、この作業時に行うようにして下さい。
フルードの排出作業を行なう時に、 リザーバータンク内部のフルードがまだ多く入っている時はフタをしたまま少しずつ抜いて下さい。
吹きこぼれる心配がある為です。
システムの用意
ダブルディスクの車両のエア抜き作業の場合、必ず1キャリパーずつ作業を行って下さい。
ニップルにエア抜き用チューブを取り付けます。ホースの出口は瓶、又は缶に入れて下さい。
その時必ず少量のフルードを瓶、又は缶に入れておいて下さい。そして、
ホースの出口はそのフルードに沈み込むようにセットして下さい。
(エアの混入を防ぐ為)。ブレーキレバーをゆっくり握り込んで、ニップルを緩めて、再び締め込みます。
マスターシリンダーのリザーバータンクからフルードが落ちていくのが確認できます。
また、下の瓶にもフルードが落ちているのが確認できます。この作業を繰り返し行って下さい。
排出
ニップルを半回転し排出作業を開始するとニップルから古いフルードが排出されるのが確認できます。
(茶色~黒く変色したフルード)マスターシリンダーのリザーバータンクのフルード切れに注意をしながら行って下さい。
最小レベルまでフルードが落ちるとマスターシリンダーからエアが混入する恐れがあるからです。
必要に応じてマスターカップのフルードレベルを確認します。
上からも下からも気泡が出なくなるまでこの作業を繰り返し行って下さい。
綺麗になるまでフルードを補充して下さい。
ダブルディスクの場合はこの作業を交互に行って下さい。
全てのフルードの入替えが作業が完了するとブレーキレバーの遊びがしっかりしたタッチ(感触)になっていることが確認できます。
また、適切なレバーの遊び量になるでしょう。
もし、“スポンジタッチ”やレバーに大きな遊びがある場合、もう一度エア抜き作業を行って下さい。
*エアが残っている可能性があるからです。
確実にエア抜き作業が終了したら全ての取付けボルト類が規定トルクで締め付けられているか確認して下さい。
また、フルードのにじみや漏れなどが無いか同時に確認します。全ての確認が出来たら作業は終了です。
エア抜き作業をしていてどうしても“スポンジタッチ”が直らない時は、キャリパーを車体から外してキャリパーのニップル部分が1番高い位置に来るようにしてください。
*エアは1番高い所にたまる性質があるからです。
その作業時にピストンがキャリパーから飛び出さないようにする為にディスクと同等の厚みの有る硬い物を挟んで作業して下さい。
類似したトラブルでハンドルバーの傾きによる、マスターシリンダーの取付け角度の問題で同じくエアが抜けずに “スポンジタッチ” が直らない場合があります。
マスターシリンダーにニップルが付いているモデルはそこからエア抜きをもう一度試してみて下さい。
ニップルが無いマスターシリンダーはハンドルを動かしたり、
バイクの角度を変えてみたりしながらマスターシリンダーがちょうど良い角度になるようにしてエア抜きを再度行って下さい。
もしも“スポンジタッチ”が直らない場合は最寄のプロショップに相談して下さい。
マスターシリンダーやキャリパーのOHが必要になる場合があります。
(マスターシリンダーやブレーキキャリパーは非常に小さな穴の中にブレーキフルードを通しているのでゴミやカスがまれに詰まる場合があります。)
ほとんどのOEMブレーキマスターシリンダーのリザーバータンクにはフルードの上限レベルが有ります。
パッドが少しでも減っている場合、新品パッドに交換した場合でも、規定レベル以上のフルードを入れないようにして下さい。
(熱膨張したフルードが逃げ場を失い自然にピストンを押し出しブレーキをロックする現象を引き起こす為です)
最終チェック
乗車前に必ず目視にて点検を行って下さい。
ブレーキを握って正常にブレーキが利いているか、またブレーキレバーのタッチに異常が無いかどうかを確認して下さい。
確認後、あまりスピードを出さないようにして試乗をして下さい。
試乗後、ホースの接続部分や取付け部分などにフルードのにじみが無いかどうか確認して下さい。
全てが正しく作業が完了しているか確認が取れるまで通常走行は行わないで下さい。
もし異常が見つかった場合は、プロショップにて再度点検を行って下さい。
全てのブレーキラインが適切に取り付けられているか、 フォークやサスペンションが伸びた時に長さが適切ではなく張っていないかどうか、 ねじれ、 もつれがないかどうか、 ハンドルを左右に動かして引っかかりや、挟まっていないかどうかなど全ての項目を確実にチェックして下さい。
バンジョーボルトは必ず規定トルクで締め付けて下さい。
| Min | Max | |
| Ft/lbs | 14 | 24 |
| Nm | 20 | 33 |
| Kgfm | 2.0 | 3.3 |
同封の保障登録カードに記入してヘルWebサイトにアクセスして下さい。そして、購入して頂きました製品の情報登録、お客様情報登録を行って下さい。
(HEL保障登録サービス)
www.helperformance.com/warranty.htm



